植木屋が出来る事

近年 社会の持続可能性 が声高に語られ賛同意思を露にする者が多い
其れは本意で在ろうか?
悪意に満ちていなければ其れは可で在ると

古くより自分の仕事を大切にし 自分の仕事に関わるものへも同様の敬意
を祓って来た
竹籠等を作る者は竹林や山道に 米を作る者は用排水路 溜池 河川 土手
木を切る者は山全体の環境を 魚を獲る者は河川 海の環境を
誰もが合理性を持ち 無駄な行い無く生きてきた

大量消費時代 工業化推進時代になり変化したと考えて居る
其処に身を置いた者を非難はしない
世代が進む事で自分以外に関心を持たなくなった事は事実だろう

昨日であれ歴史になり振り返りみれば 其の様な時代が在ったのだ と
考える者が現れ声を発すれば 動き となる
今は其の様な時代になったのだな と考える

縄文時代は13,000年以上の永続した事は他国の研究者から賛辞をもたらされる
しかし進歩無く探究無く13,000年を生き抜いた筈はない
同様に 今を生きる術が我々自身に在ろう

大きなショッピングセンターの広告に 木を植えています と書かれている
企業の表看板としては善い    其れで? と疑問が湧く

植木屋は木を植え 伐採し 維持管理し
一見 持続可能性の先端を生きる産業の様にも見える
インターネットに植木屋の善し悪しが上がるのだから其れ程の事も無かろう
まして新規参入者が少ないのだから
故に我々は努力

ちゃんてぃっくがーでん 庭守人

つくば市にて造園、植栽、管理を行う「ちゃんてぃっくがーでん」のサイトです。

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